ストックホルム
この町も旧市街と新しい町ははっきりしていて、旧市街に入れば石畳と古い町並み、とても絵になるまちである。背の高い塔に登れば同じ高さのオレンジ色の屋根が続く。
しかし とても平和そうで心地の良いこのまちで衝撃的な光景を見かけた。
小高い公園でランチした。よく晴れて気持ちのよい日だ。ふと見ると周りには、この辺り特有の長身の美男美女が金髪をさらさらさせながらたむろしている。
近くにいた彼らが、ニコニコ会話しながらバックパックからスプーンとライターを取り出してなんか始めるではないか。
スプーンになんかの粉を入れてライターで下から炙って、、、、。
あまりにも健康的に大自然のなかで、隠すわけでもなく、爽やかなイケメンたちが、そんなことを堂々と真昼間から、、、よりショッキングな映像でした。これはもう30年ぐらい昔の話になるので、今のスウェーデンでは全くないと祈っております。
その当時、アムステルダムでもたまに見かけたが、大麻などが吸えるコーヒーショップが普通の街角にあって、「おっ!えっ!」って感じになる。
店内には決してヒッピーみたいな人ではなく、ごくごく普通の人たちでにぎわっている。しかし、その独特な臭いは漂ってきていた。
よくヨーロッパでトイレに入ると、つんとした鼻の奥の方に来る臭いが立ち込めたところに入ることがある。あの臭いらしい。その臭いは忘れることがないくらいドきついものである。
トイレの照明がやけに真っ青な明るいブルーのライトを設置してあるところがある。その青さは、薬をやっている人にとっては耐えられない光線らしく、そのような人がたむろしないように青いライトが使われているらしい。こんなトイレはやばいエリアにだけあったわけでもなく、普通によく出くわした。
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