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Day15 ドイツ

フランクフルト

 ドイツには2つのフランクフルトがある。Frankfurt/mainはマイン川ほとりにある町という意味。いわゆるフランクフルト空港があるヨーロッパの玄関口。ドイツ金融の大都会である。もうひとつはポーランドとの国境近くにあるFrankfurt/oder。オーダー川ほとりの町。

 ドイツにはこの他にもいくつか同じ名前の大小の規模の町があって、それぞれ近くに流れる川の名前で違いを表している。

今回たどり着いたのはいわゆる有名なフランクフルト。まー大都会。旧市街はきちんと別れて存在して、それなりのいいい雰囲気を出してはいるが、ここはつぎの町へのワンステップ。

 

 ここは後に、全ヨーロッパ滞在期間中、最も長くお世話になった土地でもある。それはまた今度。

ハイデルベルグ

 フランクフルトからフッセンというスイスとの国境沿いの町までバスの旅にした。いわゆるロッマンチック街道である。その間にある学生の町ハイデルベルグ。ドイツ哲学の道を歩いてみる。

  

 ドイツでは、北の方からはいってだんだん南下してきた。ここで気になることがあった。人々の挨拶である。北の方では人々のHalloは、「グリュース・ゴット」。南下してくると聞きなれた「グッテン・ターグ」になってくる。これは宗教的に北の方はプロテスッタント、南はカトリックの影響があるなだとか。

 プロテスタントとカトリックの違いは皆さんご存じの通り。

一目見て違うのは教会の建物。カトリックはローマのバチカン市国に代表されるような豪華絢爛華々しい贅沢な建物。一方プロテスタントはその発生プロセスからわかるように、いたって質素。ヨーロッパは北と南で随分違いがはっきりしている。