ご存じの通り永世中立国。今まで西欧を回っているうちにはそんなに厳重な国境審査はなかったが、スイスにはいるときは雰囲気が違った。そしてスイス国内に入った瞬間に空気が全く変わった。
正直、これまで周ってきた国々においては、もちろん町並みや異文化において感動していたが、眉をしかめてしまう場面も多々あった。
例えばトイレ事情。お世辞にもきれいとは言えないところの方が多い。
道を歩けば犬の糞はそこら中に。
走っている車は、へこんでいても、傷ついていても気にしない。バンパーは縦列駐車から出るときに前の車と後ろの車を押して出るためのものだから。
車体が汚れていてもお構い無し。だって車は外で使うものだから、汚れるのが当たり前。
しかし、スイスに入ったとたん、どこの町にいっても、路上から糞は消え、公園もきれいに整備され、トイレは清潔。走る車はみんなピッカピカの高級車。でもって大自然がスッゴイ、湖がスッゴイ、河川までスッゴイ。
列車から見えるアルプスの山々はもちろん素晴らしい。そこから見え隠れする湖の色といったら、ほんとにバスクリンをいれたみたい。不思議なのは、湖のほとりに出てみてもやっぱりバスクリンの水なのである!
列車での移動中の景色も飽きることがない。あのハイジの世界。遠くまで続く草原で、風が草原を波立たせている。あのアニメで見たそのまんま。
しかし!窓は開けない方がいいかもしれない。放牧の糞尿を飼料にして撒いている。
大自然のおいしい空気を胸いっぱいに吸い込むことは、、、、できなかった。
※このページの写真は参考資料から数枚利用しました。なぜか写真が残っていなかった。
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