ベルギー
列車で早速とりあえずもよりの大きな都市に出向く。
メインの駅には大抵インフォメーションセンターがある。ここでまずはその日の宿を探すことになる。とりあえずは定番のユースホステル。多くのバックパッカーが利用する安い若者向けの宿である。日本にももちろん存在しているが、よく知られていないようだ。
発祥はドイツ。部屋の構成はたいてい何人かの相部屋、共同シャワーに共同トイレ。キッチンもあって自由に使っていいよって感じ。朝食込みのとこもあれば、寝るだけのところも。
ここで集まったバックパッカーたちはみんなすぐに打ち解けて、情報交換したり、一緒に町を回ったり。
よく朝食のパンで、昼の分のサンドイッチを作ったりもさせてもらった。難点とすれば、安い分、中心から遠く離れた場所にあることかな。
なので最初の宿は無難にユースホステル。インフォメーションでくわしい行き方を聞き、地図をゲットし、ぶらぶら町並みを見ながら到着し、重たい荷物をおいていざ町中へ。
ブルージュ
北のベニスと言われる 水路があって、優雅な街
ブルージュでは語学学校の仲間が観光に来ているということだったので落ち合って一緒に観光。あの当時もちろんスマホなんてない時代。どうやって連絡取り合って会ったのかも覚えていない。しかしテンションは上がりっぱなし。はしゃぎまわった。
ヨーロッパの町の旧市街の中心にはたいていMarketマーケット広場がある。ここは美しいレース編みが有名らしい。石やブロックが敷き詰められた広場に露店がならびにぎわっている。そこを中心に市役所等の歴史を感じる建物が広がる感じ。
ヨーロッパではこのように旧市街と新市街を完全に分けてひとつの都市が形成されているところが多い。日本のようなモダンなかにポツンと歴史的な建物が、、、みたいなことはなく、きっちりと分けて歴史的町並みを保護しているようである。外人の建築家が東京の街並みを見て、「これはカオスだ」と、逆に新鮮味を持って感動するのはこの点もあるのだろう。
ここのマークトにも高い塔があった。とにかく登ってみる。オレンジ色の屋根がどこまでも連なっている。都市計画の法令が昔から厳しく、おなじ色にしなければだめとか、これ以上高い建物はダメとか、厳しく決められているそうだ。高いところから町を眺めると格別なものがある。これから高い塔があったらどこでも登って町を見下ろすことにしよう。
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