アテネ
古代遺跡の都市。 パルテノン宮殿。1:1.6 の黄金率。 紀元前430年ぐらいにこんなものが建造されていたとは。そしてその文明はなぜ衰退してしまったのか。
強い日差しに照らされて、何百年もここに佇んでいる遺跡と、ラテン系の明るい気さくな人々とのギャップに違和感をおぼえる。
ここまで来るとバックパッカーは怪しい雰囲気を漂わせる人が多くなる。周りから見れば、真っ黒に日焼けしてやせっぽちの東洋人の自分もそんな感じなのかもしれない。
記憶に残っている安宿は薄暗く肌にじとっとする空気。男女相部屋だったのか自分以外は女性のグループだけ。なんか声を掛けられたようだが、息苦しくて、ろくに返事すらできなかったような気がする。
空気の気だるさと熱量で思い出す映像が蜃気楼だっている。なんか疲れが出てきたようだ。
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