ミコノス島
次の日には元気になった。フェリーにのってミコノス島へ。あの有名な建物の壁が真っ白の島である。
真っ青な海、真っ青な空、そこにまっしろな家々。絵画のようである。この白さを保つため、住民は半年に一度は壁を塗り直すそううだ。観光収入のために、、、。
河童さんの著書 建物の窓についての考察。
ここの窓は小さく上の方についているだけである。
ヨーロッパの北の方に行くほど、窓は大きくなっていく。
日照が少ないから何とか光を取り入れるためである。
地中海に来るとその反対で、なるべく日差しを避けて、換気さえできればよいことになる。
帰りのフェリー乗り場 待ち時間に本場のカプチーノを試す。真夏の暑さのなか、小さいカップにあっついカプチーノ。カップの半分はコーヒーの泥。頭がくらくらするぐらいの濃~い味。
ふと見るとでっかいペリカンがいた。かわいくおとなしそうなので、近づいて頭を撫でようとしたらいきなり噛みつかれた。でかいくちばしでいきなりガバッと。むっちゃ痛かった。周りの観光客に爆笑されてしまった。
アテネ市内でもう一泊する気になれず、夜行に飛び乗る。明日はイスタンブールへ。とはいっても距離があるので、到着は昼頃になる。
列車は普通のコンパートメントで、イタリア人の青年と二人っきりだが、最悪なことに花粉症を発症。乗ってからずっと目を開けることもできないぐらいで、なにもすることができず寝たまんま。青年に申し訳なかった。
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