ルーブル美術館
ルネッサンス時代。レオナルド・ダ・ビンチから始まり、ラファエロ・サンティ、ニコラ・プッサム、ルーペンス。まだ写真がなかった時代の写実的な描写の巨匠たちの、圧巻のコレクション。
モナリザにも出会えた。出会えたけど何枚ものガラスのずーっと向こうの方にあって、とても小さくにしか見えない状態。そこに人がたかってまるで鑑賞するような状態ではない。モナリザが掛けてある壁の手前に、ひとつの部屋のような空間が作ってあって、その間に何枚ものガラスが張ってあるように見える。誰かがフラッシュをたこうものなら、照明がおとされ何時間も誰も見れなくなってしまうらしい。すごい厳重。んーこれは残念。
多々ある彫刻はどれも肉の柔らかさ、羽織っている布の質感までわかるようだ。
ここに来る前にフランスの歴史や、絵画の背景など(あとダ・ヴィンチ コードを見ていたら)もっと楽しめたろうにといまは思う。自分にはちょっと苦手な分野の絵画が多いといった印象。写真がなかった時代に写実的に記録を残すために描かれたという側面もあるのだろう。しかしその技術はすごいもので肌や衣服の質感なんて写真よりも素晴らしい。
やっぱり、もう少し時代が進んだ印象派の方が好きだな。これからいく機会がある方は是非、そこんところ勉強してから行ってください。
モンマルトルの丘
何て羨ましい環境なんだ。世界中からアーティストがあつまて、互いに影響与えながら切磋琢磨しているのだろう。
絵描きのような人生を歩めるほどの情熱と覚悟はなかったけど、絵を描くことだけに集中できる人生は苦しいだろうけど、楽しいだろうな。
パリは歩いているだけで、アートを感じる。セーヌ川沿いで日光浴する人々。公園のカフェで木漏れ日のなかおしゃべるする人々。ただ道行く人々見てるだけで、洗練されている気がしてしまうのは思い込みなのだろうか。
小さな横道に入ってみても、どこでも絵になる。何気なく描かれた壁の落書きさえ趣がある。
歴史が積み重なっている。フランス革命など、世界史を揺るがす出来事が多くがあったっこの地。民衆の力で社会を動かし、歴史を変えた場所なのである。レ・ミゼラブルである。そのパワーをいまでも奥底に秘めているような空気がある。
コメントをお書きください